TOPICS |
|
2006年5月31日(水)
【ドリンクチョイスならではの秘蔵酒】 酒楽愉人が書くBlog これまでの酒楽愉人 

カクテルは好きですか?BARではどのように注文していますか。背伸びして格好いいカクテル名を2,3用意してたりして、それもよい飲み方だろう。けれど、「見栄は捨てて素直になろう・・・」、店を出る頃にはそんな和やかな気持ちにさせてくれる”BAR CALMA”が白金台にある。
鏡張りのテーブル、透明な床も下からライトがあたり、宙に浮いているかの感覚を味わいながらアクリル製の椅子に座ると、目線の高さにはお酒がない。おしゃれなフラワーアレンジメント、透明かつスタイリッシュな空間、初めてにしてこの程よい緊張感と安らぎは何がそうさせるのだろうか。
「和の物を使わずに”和”を表現したかった。万事に当てはまることですが、適度な緊張感こそ”愉しみ”に繋がるものだと思います」 と言うのはマスターの浅川氏。カクテルコンペティションでグランプリを2度も獲得した腕前を持つ。
何を注文しようか、と戸惑っていると、 「好きなフルーツはありますか?」「好きな色は?」 そんな会話のやりとりから、貴方の要望が盛り込まれたカクテルは創り出される。

メロンのカクテル(仮称)
マスターはカクテルに名称を付けない。また、 「会話をした”感覚”で創るので、レシピを聴かれても・・・。」 とも言う。そんなオリジナルカクテルへの期待感はフレッシュフルーツ(メロン)をカットした直後の嗅覚から始まり、視覚、聴覚へと伝播、触覚、味覚の段階で悦びへと達する。天然のメロンの味が活きている。作られたリキュールの甘味を一切感じない。時折感じる果肉感やクラッシュアイスの大きさも計算し尽くされている。(カクテルのベース : ビーフィータージン)

マンゴーのカクテル(仮称)
BAR CALMAで生まれるオリジナルカクテルはカウンター下からライトがあたり、初めて完成する。 「今のようなスタイルに落ち着いたのは、基本を徹底的に10年位やり込んでからのことですよ。」 とマスターは話す。このカクテルもベース、酸味、甘味のバランスが絶妙。マンゴーの果肉粒が舌と上顎の間で溶けていく感触が堪らない。五感で味わう作りたてのデザートカクテルは、作り置きしたマンゴープリンとは比べものにならない。(カクテルのベース : アブソルートウオッカ )

バナナと珈琲のカクテル(仮称)
マスターの手さばきを見ていると、料理やケーキを創作してもらっているかのような錯覚に陥る。クールながらも熱心な姿勢、無駄と迷いがなく指先まで神経の行き届いた所作、そのすべてが1杯に凝縮される。珈琲豆をあらかじめ漬け込んだウオッカをベースにしたこのカクテル、バナナミルク風味の主液とシナモン、煎り珈琲豆が口内で融合する愉しさに感動すら覚えるだろう。(カクテルのベース : フィンランディアウオッカ)
「居酒屋や赤ちょうちんも大好きで行きますよ。色々な店に行きます。TPOに合わせられ皆様との適度なマナーと今という時間を楽しめるのが遊び上手というものではないでしょうか(笑)」 とも話すマスター。 臆することなく、素直に好みを伝える準備は整っただろうか?もちろんジントニックから始めるのもよいだろう。

「居心地の良い空間と時間を提供できて、お客様に発見があったり悩みが解決されたりするのであれば、うれしい。」 と浅川氏。2006年1月オープンの知る人ぞ知る店、カクテルへの感動を忘れかけている方にもお薦め。極上の時間と特別感を味わいたい方は迷わずどうぞ。
CALMAとは : なぎ、静けさ、穏やかさ
KARMAとは : 日々の行いは廻りめぐって自身に還ってくる = 応報
住所 : 東京都港区白金台5-14-8 白金台TiNY 3F TEL:03-3449-2706
営業時間:18:00〜3:00 定休日:日曜、祝日
| 携帯のカメラで左のQRコードを読み取り、アクセスしてください |
<< 前のページ | 一覧表示 | 次のページ>>



