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2006年6月19日(月)
【ドリンクチョイスならではの秘蔵酒】 酒楽愉人が書くBlog これまでの酒楽愉人 
発展めざましい立川駅。南口は多摩都市モノレールや複合商業施設の登場と相まって、勢いがさらに加速している。その一角に洗練されたお酒と音楽のセレクトバー ”BAR R(アール)”がある。オーナーの高崎氏が採ったコンテンポラリーデザインで創られた店内は、無機質でありながら品があり、アメリカ映画に出てくる事務所のようだ。
真っ直ぐにのびるカウンター10席、ボックス4席にメインスタッフの鴨藤(かもとう)さん、鎌田さんの親身な心配りが行き届く。店内で真っ先に目につくのは吊り下げられた”タプローズ8年” の樽。天井のレールで平行移動できるようになっており、カウンターに座れば目の前で樽ウイスキーを注いでもらえる。バックバーは モルトを中心に 満遍なく 取り揃えられ、入手困難なお酒も多数在る。モルトファンをも満足させるBARだ。
「お酒はもちろんですが、お店の雰囲気を愉しんで欲しいですね。肩肘張らずに笑顔で飲んでいただけたらとても嬉しいです。」 と話す鴨藤さんにBEER、MALT WHISKY、CACHACAについて伺った。

BEER
(左、中央 : アラン ブロンド、右 : ウェストマール ダブル、フランチスカナー ヘフェヴァイス、ベアード ビール)
”BAR R” では、ベルギービールを中心に約70酒類のビールを置いている。入荷が少量の貴重なビールもあるので、鴨藤さんに相談するか、BEER好きであることを伝えてみよう。
今お薦めのビールはこの4本。
アラン ブロンド : 「アラン島で造っているエール。華やかで香り高いながら軽過ぎるわけではなく女性のお客様からも好評を得ています。」
ウェストマール ダブル(ベルギー) : 「修道院で造られているビール。飲み応え抜群で聖杯をかたどったグラスに注げば風格も漂います。」
フランチスカナー ヘフェヴァイス(ドイツ) : 「大麦の他に小麦を使って醸したドイツのビール。バナナのようなフルーティーな香りが特徴です。」
ベアードビール(沼津) : 「フレーバーと個性に満ち溢れたビールを造る静岡県沼津市にある夫婦で営むブルワリー。私の実家が静岡県なので思い入れも凄くあります。」

MALT WHISKY
(左 : Kingsbury Rosebank 1989、右 : Bowmore Perfume 1985 20 years old、Springbank John Mcdougall sellection、Ardbeg 1996 Spirit of Scotland Inverness )
「新しく入荷するお酒を選ぶのが愉しくてたまりません。素敵なラベルに一目惚れしてジャケ買い(?)してしまうことも・・・。」 と 鴨藤さん。100本を超えるモルトスイスキーから選んでいただいたのがこの4本。
「全てのお酒にあてはまる事ですが、 『良いお酒 = アルコール度数が高くてもキツイだけではなく、旨味と個性が調和していて気付かないうちにグラスから消えてしまうお酒』 ではないでしょうか。」 新入荷品は ”BAR R”ホームページ で確認できる。
Kingsbury Rosebank 1989 : 「名門のボトラーズだけあって、58.2%の度数を感じさせない、穏やかさの中に旨味の詰まった素晴らしい1本だと思います。」
Bowmore Perfume 1985 20 years old : 「”パフューム”の名が表すとおり目に沁みるほどの香水が似合う派手な女性をイメージしてデザインされた見たこと無いほど派手なラベル。味わいはまさにパフューミーです。」
Springbank John Mcdougall sellection : 「スプリングバンクはスパイシーで塩っぽさの強いイメージがありましたが、このボトルに関してはとてもバランスが良く感じました。」
Ardbeg 1996 Spirit of Scotland Inverness : 「バーボン樽の熟成香とスモーキーなピート香がしっかり。荒々しいだけでなく奥深さも感じます。」

CACHACA
(右下 : JEQUITY、Germana、Flor de Lemon )
続いて、サトウキビを原料とした蒸留酒 ”カシャーサ(ブラジル産)”を使ったカクテル”カイピリーニャ” を 創っていただいた(カクテルのベース : CACHACA51 )。 喉越しを捉える酸味と旨味が特徴であるカシャーサの個性を活かしたカクテル、爽快で夏場に良さそうだ。
「風味としては日本の黒糖焼酎に似ている気がします、特徴は搾ったサトウキビの汁を直接醗酵させ蒸留するため味にコクや旨味が凝縮されていますね。以前お客様も参加してアーティザンカシャーサの試飲勉強会 をお店で開いたこともありました。」
珍しいお酒、新しく日本に流通し始めたお酒を取り込む姿勢も積極的だ。自由の中に、責任と自己実現を全うしようとする鴨藤さん、鎌田さんの勢いを感じるBARと言えよう。
Germana : 「オーク樽で2年熟成され、強烈な香りとは逆にマイルドな味わい、ロックで冷やしても香りは十分残ります。」
Flor de Lemon : 「ライムの香りづけのされたカシャーサ、ミストスタイルにするとそれだけでカクテル。『カイピリーニャ』の様です。」

”お洒落な鉄格子”に囲まれたボックス4席は、余計なことを考えずに語り合うには最高のポジション、時には2人での使用を熱望するお客様も。また、「いい音楽とともにいいお酒を味わっていただきたい。」 という高崎氏の意向から、音楽にもこだわっており、不定期にDJイベントを行っている。
「立川には幾つかBARがある。協力し合って立川にBAR文化を強く根付かせたい。」 とはメインスタッフと高崎氏の共通した想い。地元の方は勿論のこと、立川という可能性の街へBARを理由に行ってみませんか?
住所 : 東京都立川市柴崎町2-2-13 2F TEL:042-527-7077
営業時間:19:00〜4:00 年中無休
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