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2007年6月29日(金)
【ドリンクチョイスならではの秘蔵酒】 酒楽愉人が書くBlog これまでの酒楽愉人 

美味い酒 、不味い酒 。 ”何が違う” のか 。
「『一緒に飲んでいる相手』、『愉しく飲める相手がいる』 ということが ”一番美味しく飲める” のではないかと思います。”食事も同じ” ではないでしょうか。”技術面”は勿論ありますが・・・。」
オーナーバーテンダーの細川氏は、 「会社勤めではなく、何かお店をやりたい。手に職をつけたい。」 寿司屋に3年間勤務。 「カウンターでの仕事 (会話、間合い、提供) という意味では似ていますよ。 ネタとシャリがあれば握りますけど・・・(笑)」 寿司職人の後、バーテンダーに。 「知らないよりは知っていた方が・・・という想いがあり、」 ソムリエの資格も有する。
フレンドリーかつ優しい雰囲気で女性も利用しやすいのだろう。常連が多く 男女比は半々、飲むものを決めているお客様が大半という ”BAR epice” 。
「自分の好きなお酒、味覚がハッキリ(明確に)あった方が、何か頼むときに ”バーテンダーも応えやすい” というのがありますね。」 と話すマスターの好きなモルトは ”ラフロイグ10年”。

” 細川氏の好きな モルトウィスキー ”
(左から
CLYNELISH 1990、CRAGGANMORE 12y、ARDBEG 10y、LAPHROAIG 10y )LAPHROAIG 10y : 「BEERと日本酒しか知らない頃、初めてコレを飲んだときの衝撃が忘れられませんね。”美味しい” に切り替わった時期は覚えておりませんが、ただ・・・お客様に提供する時に”香りが”上がる。それ(香り)に慣れてきて、美味しく感じるようになったのでしょう。そこからは、”よりクセの強いもの”、”香りの強いもの”、”濃いもの”って 皆走るものだと思います。」
他に挙げていただくと、
「難しいですね、結構 私は流行り(マイブーム)がありますもので。現在は、アードベッグ10年 、クラガンモア、クライネリッシュ(キングスバリー)あたりでしょうか。国産ですと竹鶴が好きですね。」
マスターが得意とするのは、イメージやお好みをお伺いして創るオリジナルカクテル。”ゴールデンキウイのカクテル” を 創っていただいた。

” ゴールデンキウイのカクテル ”
キウイの主張のみならず爽やかな味わい、微炭酸。フレッシュフルーツならではのツブツブ感、何処(どこ)となく懐かしい味がする(カクテルのベース : ウオッカ、グレープフルーツジュース、グレープフルーツリキュール、スターフルーツリキュール、ライムジュース、トニックウォーター)
「意外と色々な味のカクテルを創っているとは思います。イメージは湧くので。」 というのも
「カウンターの中に入りたての頃、お客様が ”からかい半分”で 無理なオーダーを下さるんですよ。『腰痛に効くカクテル』だとか、『”LOVE IS OVER”みたいなの創ってくれ』 だとか。抽象的なオーダーをこなしているうちに鍛えられたのでしょう。
どんなオーダーが入っても驚くことは無くなったという。
「営業終了後に、先輩のバーテンダーと創りあってよく飲んでました。自分でマティーニ創って、自分で飲んでいましたからね。酔ってくるといろんな・・・無茶するじゃないですか(笑)。」
そのマスターが 現在 一番推しているカクテルが 「”ハチミツとミントのカクテル” ですかね。」 
”フルール・ ド・ミエール -ハチミツとミントのカクテル-”
”蜂蜜の花” 、ネーミングの発想も豊かなマスター(カクテルのベース : ハチミツ、ミント、ラム、トニックウォーター)。 ”大人のハチミツ檸檬”、ミントは強め、少し遅れてハチミツの旨味が湧き立つ。
カクテルを創るにあたり、「”甘さの加減”が難しいですね。”酸味の加減”もですけれど。『グレープフルーツも甘い』 と感じるお客様もいらっしゃいますので。」
BARについて、 「カクテルですと、同じ”マティーニ” とか”ギムレット” なんかのスタンダードカクテルでも”お店によって” というよりは”創るバーテンダー” によって味が違いますので、自分の味覚に合ったバーテンダーを捜して、BAR巡りをするのも愉しいかな、と思いますね。バーテンダーは皆、真剣に創っている訳ですから。”誰が創るのが美味しいマティーニ” でなく ”自分に合っている”、という。」
調理師免許を持つマスターが創るハヤシライスは手作りにして絶品、ガージェリーエステラ も用意されている。

エピセ(epice) とは フランス語で ”香辛料”の意味。一日の締めにリセット、気持ちの切り替えを考えて名付けられた。
「飲み仲間、食べ仲間とか、そういう人達と時間、空間作りなのではないかと思いますけど。肩肘張らずに入ってきていただければ。」
先入観を伴った他店との比較など無粋。”フィーリング& 味覚の合うバーテンダーとの遭遇”こそが ”美味い酒”を飲む近道であり、自らの酒史をも豊かにしてくれる。
住所 : 東京都港区白金台4-8-14 プラティーヌ D-2F TEL:03-3443-4448
営業時間 : 19:00〜27:00 定休日 : 日曜日
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